コールドリーディング~コミュ障でも使える魔法の話術

今回は占い師なんかがよく使う手口として有名なコールドリーディングという心理テクニックについて解説したい。
これはいろいろと応用がきく上に、さりげなく自分の好意を相手に伝えることもできるので、こういった小手先の恋愛テクニックが苦手な諸君にもおすすめである。

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悪用禁止? コールドリーディングとは?

コールドリーディングとは、事前の情報なしに、誰にでも当てはまるようなことや曖昧な予言をすることにより、さもその人の心の中を読み取ったかのように思わせ「この人、私の心の中を読んでいる?」と対象の相手から信頼や畏敬の念を引き出すための心理テクニックである。

例えば、占い師に「あなた、異性のことで悩んいる相が出ていますよ」なんて言われたとする。
勿論、言うまでもなく、これは、大抵の若い男女は、彼氏や彼女や片思いの相手のことで悩んでいるわけで、多くの若者に当てはまる事象である。

こんな風に誰にでも当てはまるようなことを、さも特別な才能(洞察力や観察力)をもって言い当てたかのように口にし、相手に「どうしてこの人何も話していないのにわかるの? すごい」と思させ尊敬と信頼(あるいは金)を得るのである。

当然、その対象は他人のことをすぐに信用してしまうようなナイーブな人達が主ではあるが、相手がたまたま少数派の人で特別異性のことで悩んでなかったり、聡明かつ冷静な人で、すぐにそのからくりに気づいたとしても、いくらでもいいわけができるのがこのコールドリーディングというテクニックの真骨頂でもある。

例えば「いえ。別に悩んでませんが」と相手がいい返してきたとしたら、さも何事もなかったかのように「そうですか。しかし、相は出ているので、近々、あなたを悩ませる異性との出会いがあるかもしれませんね」などと当たり障りのない返答で平然とその場をごまかし、すかさず次の話題に移る。
そして、またそこでコールドリーディングを仕掛ける。
また、外れれば再び当たり障りのない返答で、うまくその場を煙に巻き、再度チャンスをうかがう。
そうすると、疑い深い人もいつかはひっかかる、というわけである。

ちなみに上記のような「偶然に占いが当たったときにしか、その真偽が判断できないような予言」のことをサトルプリディクションと言い、数あるコールドリーディングの際によく使われる会話テクニックの一つだ。

こんなふうに、物は言いようで、当たればよし、外れてもいくらでもごまかしがきく。
それがコールドリーディングという心理テクニックの厄介なところで、なるほど、人間社会に占い師や霊能者が星の数ほど存在する理由が、理解できるのというものである。

非モテ男子のコールドリーディング

非モテ男子は当然占い師でもなく詐欺師でもないから目当てはお金ではなく、意中の女性の尊敬や信頼である

が、このコールドリーディングという話術、結構有名なため、その存在を知っている女性は少なくない(というより、よく女性誌とかでも特集されてたりするので知らない人のほうが少ない)。

仮に意気揚々と、あからさまにやると「こいつ、私を騙そうとしてるな!」となって、嫌われてしまう可能性は非常に高い。

というわけでさりげなくコールドリーディングをやる必要がある。

べたな例としては「どうした? 元気ないけど、なんか悩みでもあんの?」とか「○○さんって、もしかして誤解されやすいタイプ?」なんかがある。

前者は相手が少し元気なさそうな時を見計らって言うと効果的。
相手に本当に悩みがある場合「どうしてわかるの?」と相手を驚かせ、うまくすれば「この人。いつも私のことを見てくれている?」と信頼を得ることができるばかりか、仮に外れても「俺は常にお前のこと心配してるぜ」アピールにはなる。

後者も、もし相手が「どうして誰も私の本心を理解してくれないんだろう」などと悩んでいたとしたら、効果抜群「もしかしてこの人だけは私のことを理解してくれるかも?」として、恋心を引きだすことができるかもしれない。
勿論、悩んでいなかったとしても「誤解されやすい」というのは誰にでも当てはまる事象であるわけで相手の女性は「そういえばそうかも。この人、よく私のこと見てるな」と好きですアピールをすることが可能である。

おまけにコールドリーディングでありながら、そういったわざとらしさが全くないところもグッド。

ただし、相手の女性とある程度仲良くなっている状態が前提である(しゃべったことがない男に同じことを言われると不気味以外の何物でもない)ため、大抵の非モテ男子は、このコールドリーディングを使う以前の段階で挫折している場合が多い。
また、有名であるため、他の男共も使っている可能性があるのも欠点である。

コミュ障男子は簡単なことからコツコツとやってみよう

というわけで、結局この心理テクニックも非モテ男子にとって、それだけで必殺技となるわけではない。
それに、非モテ男子はコミュニケーションが苦手な人が多いので、こういった話術は非常に敷居が高く感じるかもしれない。

じゃあ、どうするか、という話になるが、やはり言えるのは、とりあえず小さなことからコツコツとやるしかないということである(他の記事でも散々書いているが)。

例えば意中の女性が一人で何か考えことをしていたら「どうしたの?なんか悩みでもあるの?」くらいさりげなく話しかけることは勇気を出せばコミュ障にだってできるはずである。

うまくいけばコールドリーディングが成立するし、しなくても「あれ? もしかしてこの人、私に気がある?」と思わせ、さりげなく好意を示すことはできる。
すると、好意の返報性が期待でき、それがきっかけとなって以後おしゃべりをする間柄になれるかもしれない。
そしていつかは彼氏彼女の間柄に発展するかもしれない。
あくまで可能性の話ではあるが、最初からあきらめてしまってはその可能性すらないのである。

やり手の詐欺師でなくても、勇気さえあれば、コミュ障でもそれなりに活用でき、かつ、他の心理テクニックとの合わせ技も可能。
それがこのコールドリーディングという話術の一番の長所である。

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