ツァイガルニック効果~女友達を恋の相談相手にしてしまおう

今回はツァイガルニック効果という心理学用語について解説したい。
この心理効果をうまく活用することで、意中の女性の気をうまく引くことが可能である。

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ツァイガルニック効果とは?

ツァイガルニック効果とは、「人は完成された課題よりも未完成の課題のほうがより強く記憶に残りやすい」という現象を指したものである。

そのため、未完成の課題があると、何か心に引っかかっている感じに見舞われ、ついそれを解決しようとする心理に陥りやすい。

いくつか具体例を挙げる。

  • テレビ番組の視聴中、いいところでCMに入ると、続きが気になってしまってチャンネルを変えれない
  • 一度読み始めた小説や漫画は、途中つまらないと感じても最後まで読まなければいけない気がする。
  • ロールプレイングゲームのキャラクターの育成はいつもレベル99まで上げてしまう
  • テスト期間中は、どうでもいいことでも必死の覚えるが、テストが終わるとほんとにどうでもよくなって、あっという間に忘れる
  • 会話の断片だけが聞こえる他人のこそこそ話。気になってつい聞き耳を立ててしまう
  • 不運の事故などで未完の大器のまま、若くして生涯を終えた、とある天才の話などは多くの人の興味を引き付ける

未完成の課題が残っていると、ついに気になってしまう。
そういう人間心理が存在することは、上記の例を見れば、ご理解いただけたのではないだろうか。

恋愛心理におけるツァイガルニック効果

恋愛の様々な局面においてもこのツァイガルニック効果は観測することができる。

  • 恋愛は付き合って最初の数か月が一番楽しい。相手の全てを理解してしまった気になると、途端に冷める
  • 言葉遣いが訛っていたり、恥ずかしがりで口下手な異性は、すれてない感じがしてその成長を見守りたくなる
  • 昔好きだった片思いの人の記憶は永遠の思い出になりやすい
  • かつて相談を受けた友達の恋愛。その後どうなったのかが気になる

上記の例を見る限り、このツァイガルニック効果は、恋愛においてもいろいろと活用ができそうである。

ツァイガルニック効果の具体的活用例(口下手ブサメン編)

より具体的に解説するため、口下手で見た目もさえないブサメン男を想定しよう。

のほほーんと毎日を過ごしているだけでは、おそらくこういったタイプはなかなか彼女ができなかったりする。
しかし、以下のようにツァイガルニック効果を利用することで、彼女ができる可能性は飛躍的に高まる。
勿論、他にも彼女を作るための有効な戦略はいろいろあるが、今回はツァイガルニック効果をメインにすることを前提としている。

ミッションその1:さりげなく女の子に相談する

ブサメンで口下手とくれば、なかなか女の子と会話をする機会は訪れないだろう。
だから、いきなりハードルの高い要求と言えるかもしれないが、なんとか頑張って以下のような状況をとにかく作り上げてほしい。

女子と二人きりで会話するような状況。

ちなみにどんな女子か、というのも非常に重要である。

  • 他人の世話とかが好きそう(人が好さそう)
  • できれば美人でないほうがいい。ルックスは中以下が吉
  • 彼氏がいる気配はなく暇を持て余していそう
  • 女友達が多いが男友達は少なそう

この条件に当てはまる女性は周囲を見渡せば、結構な数がいるはずである。
学校とか会社に毎日通っているなら、そういった女性と二人きりになるチャンスが必ず一度や二度はあるはずなので、ぜひ逃さずものにしてほしい。

で、首尾よく、そういった局面が到来したとして、君は相手の女性にこう切り出す(その女性をA子さんと仮定する)。

「A子さん。ちょっといいかな」
いぶかしげな顔でA子さんは答える。
「な、なに?」
「ちょっと、相談があるんだけど」
「は?」
「俺、実は女の子に全然モテないんだよね。少しはモテたいって思ってるんだけど、どこを直せば少しはましになるか、よければアドバイスもらえないかな?」

こんな感じに話しかけてみる。

この時、絶対に言ってはいけないのは「俺はブサメンだから」みたいな台詞だ。
言うまでもなく顔の形は整形でもしない限り、変えられないわけで、それに「ブサメンであること」を言い訳にモテる努力をしない男は、女性が一番嫌うタイプである。
人間は完成されたものよりも未完成のものに興味を覚えるものではあるが「努力しない男」は「未完成」ではなく「完成された存在」として認識されるため、ツァイガルニック効果は働かないのである。

だから「今後努力して俺は必ずモテる男になる=俺は未完成品である」ということを印象づけるためにも、必ず「モテたいこと」「努力すること」そして謙虚に「ほんの少しでいいから現状を変えたいこと」を要領よく伝える必要がある。

するとA子さんはおそらく困った顔をするだろう。何せ相手はブサメンである。

性格の悪い女なら「整形外科医に相談したら」とか「鏡を見たら」とか、あるいは無視してくるかもしれない。
しかし、人の良い、世話好きな女性なら、目の前の迷える子羊を無下にはできないだろうから、とりあえず何かアドバイスしてくれるだろう。

もし渋って「さ、さあ? 私にはちょっと……」なんて返事が返ってきたら、それこそ頭を下げてでもこう言おう。
「そこを何とか。ちょっと意見を聞かせてくれるだけでいいから」
あくまで謙虚に、である(ここまで頼んでもダメならあきらめて別の女性にチェンジしよう)。

首尾よく、了承してもらえたとして話を進めるが、その場合、女性が口にする台詞は大体決まっている。

「髪型でも変えてみれば?」

前述したとおり相手はブサメンである。顔は変えられない。
とすれば変えられるのはちょっとした見た目、つまり髪型やファッション、それと性格、などであるが、ファッションや性格云々については「どこをどうかえればいいのか」話が長くなってしまう。
A子さんは、はっきり言って迷惑千万、早くその場を切り抜けたいと思っているはずだから、十中八九「髪型を変えろ」と言うはずである。

ちなみにより具体的に身を乗り出して真剣に相談に乗ってくれるようだったら、御の字である。

ミッションその2:実際に有名な美容院で髪型を変えてくる

相談に乗ってもらいアドバイスまでもらうという、非常に難易度の高いミッションをクリアしたのに、そこでやめてしまってはもったいない。

当然、アドバイスされたとおりに、できれば数万円はするであろうカリスマ美容師のもとで髪型を変えて「雰囲気イケメン」になったつもりで意気揚々とA子さんのところへと赴こう。

「A子さん。言われたとおりに美容院言ってきた。どうかな?(笑顔全開)」

この段階で女子の態度は二通りに分かれる。

「まあ。私の言うことを素直に聞くなんて。ちょっとかわいいかも」
「うざ! また来やがった!」

後者の場合は露骨に嫌な顔をされるだろうから、この場合もやはりあきらめて別の女性へ。

しかし、最初の選定が適切なら、おそらく前者の反応がもらえるはずである。
相手はちょっとした自分のアドバイスを真に受け、数万円も投資して髪型を変えて来たのである。

ここまで来ると暇な女子なら大抵が「乗り掛かった舟」とばかりに真剣に相談に乗ってくれるようになるだろう。
つまりツァイガルニック効果が働くのである。

ミッションその3:相談を聞いてもらう相手を増やす

ここで、A子さんは、数人の仲のよい友達に君のことを紹介するに違いない。

「みんな、みんな。○○君って超うけるww」

え? 馬鹿にされてるだって?

うん。確かにね。

しかし最初は馬鹿にされていてもいいのである
人に相談するは一時の恥、相談しないは一生の恥であると心得え、しばし屈辱に耐えよう。

ちなみに数人の仲の良い友達だけじゃなく、誰彼かまわず周囲に拡散している様子なら、最初の選定が間違っていたとして、こちらも腹をくくろう。
寧ろ、学校中(会社中)に自分のことが知れ渡ったことを利用するくらいの図太い精神を持とう。
そして「Aさんに相談したらひどい目にあっちゃって」とかいって別の女性に相談しなおすのである(噂のおかげで切り出しやすいはずである)。

言うまでもなく、A子さんの態度に怒って仕返しとばかりに、仮にも一度は無理な相談に乗ってくれた相手の悪口を言うのは、最悪の手であると心得よう。
仮に、そんなことをすればもう二度と誰も相談にのってくれなくなるだろう。
女はどんな理由があれ「女の悪口を言う男」には手厳しいのである。

ファイナルミッション:女友達量産計画~気が付けば周囲は彼女候補であふれている

ここまでうまくいったと言うことは、つまり数人の女友達ができたも同然である。
とすれば、少なくとも、彼女たちとの交流を通じて、女性に対して必要以上に挙動不審になってしまったりするブサメン特有の欠点の解消がなされるだろう。

また、ファッション等のアドバイスがもらえる他、好きな女性の名を告げておけば、その恋がうまくいくようにいろいろと力になってくれたりもするかもしれない。

もし君がイケメンあるいはフツメンだったら、A子さんたちもそんなに君の応援に熱を上げないだろうが、君は幸か不幸かブサメンである。つまり、未完成な存在であり、よくも悪くも女性から見ていじりたくなる存在なのである(ツァイガルニック効果)。

また、女友達はいずれ彼女になってくれるかもしれない存在でもある(A子さん一味の中に好みのタイプがいれば、ちゃっかりメインの相談相手をその子にチェンジしよう)。

もし、最初のA子さんの友達数人と仲良くなることができれば、彼女たちを介してその女友達を紹介してもらう。
そして新たにできた女友達を利用してさらに女友達を増やして、なんて風にことが運べば、気がづけば君の周りは彼女候補の女性であふれているはずである

十分に数が増えれば、後は数うちゃ当たるとばかりに、タイプの女性全員に片っ端から告白していけば、いつかは必ず彼女ができるに違いない。
言うまでもなく「あいつ、見境なくコクってるみたいよ」なんて噂ができるだけ立たないよう、注意は必要ではあるが。

また相談に乗っているうちに情が移って、それが恋心へ変わる……なんてのも人間心理の常なので、うまくいくと告白されたり、されなくても「あれ? こいつ、最近、妙に俺のこと気にしてね?」みたいな状態が知らず知らずのうちに出来上がっているかもしれない。

まさにおそるべし、ツァイガルニック効果!と言えるのではないだろうか。

イケメン、フツメンは楽でいいね

以上、ツァイガルニック効果の恋愛への応用編(口下手ブサメン編)、いかがだっただろうか。

え? そこまでしなくても女友達はすでにいるんだけどだって?

そういうリア充は爆発しろ、そういう要領のよい男性はこのサイトの対象ではないので、ご理解を。

え? そんなにうまくいくはずがないって?

確かに上記の流れはあくまでツァイガルニック効果に対する理解を深めてもらうためのものなので、上記の流れの通りにやっても、想定外のことが起こったりして、あまり実践的ではないかもしれない。

が、ツァイガルニック効果を如何に活用するか、というコツのような部分だけはしっかり理解しておいてもらいたい。

ちなみに上記の方法は「まず彼女を作る前に女友達を作る」というブサメン戦略に基づいているため、まどろっこしいと感じる人は少なくないだろう。
そういう場合は、最初から直接お目当ての女性に相談を持ちかけるのも、ありである。

イケメン、フツメン、あるいは女性の扱いに長けたブサメンなら、寧ろそれが普通の考え方であり、そして成功率も口下手ブサメンよりもはるかに高いに違いない。

そう考えると、つくづく、口下手ブサメンとは悲しい生き物である。
そんな諸君を私はこれからも応援していきたいものである。

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