ブサメン男が髪型を変えるだけでモテるようになったという事例とその分析
どんな髪型にすれば、女性の受けがよくなるのか。
男子ならば、誰もが悩んだことがあるはずである。
ほとんどの人は、流行りの芸能人を参考にするのだろうが、ブサメンの場合はそれができない。
イケメンに似合う髪型をブサメンがまねたところで、かえって滑稽に映る場合が多いからだ。
ブサメンの髪型戦略
というわけで、ブサメンにとっての理想の髪型とは何か、どういう髪型を選択すれば、女性にモテるようになるか、というのがこのページの主旨であるが、その前に私の実体験を聞いてほしい。
25の時に当時の彼女にフラれて気付いたこと
25の時、それまで1年以上も付き合っていた彼女にフラれた。
私はフラれると必ず理由を聞くタイプなので、当然聞いてみたら「好きな人ができた」という、相手を傷つけないように、上手にふる場合はこういいましょうね、というまさにテンプレ返答。
一年以上も付き合ってきたわけだから、それが彼女の本心ではないことは明らかだった。
結局、理由はわからず、そして一か月ほどが過ぎたころ。
とある真夏日、運転免許証の証明写真を撮るべく、近くの写真ボックス?に行って、写真を撮ったのだが、そこに写っていたのは、なんとも実にキモい不潔そうなハゲ男だった。
そこで私は思い出す。
彼女との会話を。「最近、頭髪の分け目の部分が薄くなってきたんじゃない?」みたいに冗談っぽく笑っていたことを。
そう。あれは冗談ではなかったのだ。
私も2,3年ほど前から抜け毛の多さは気になっていたのだが、まさかここまで進行してるとは……。
しかも、私は、一日でもお風呂に入らなければ、髪の毛がべたべたになり、整髪料なしでオールバックにできるくらいのオイリー肌。
真夏日の汗も手伝って、その証明写真に写っている私の髪の毛はべちゃべちゃ状態。
しかも、頭髪の分け目に沿って一本の肌色の線が走っている状態。
おまけに顔は相変わらず不細工。
ああ。これはさすがにフラれるはずだわ。
その彼女は何度も「男はルックスじゃない」と言ってくれていたのだが、さすがにこれは引くわ……。
私を絶望のあまり、首をくくろうかと思うほど、一時落ち込んだものである。
私のとった行動は坊主頭にすること
なんとかしようと、藁をもつかむ思いで、考える私。
とはいっても、20代半ばでかつらは嫌だし、育毛クリニック等に相談に行くと法外な料金を請求されるわで、もうどうしようもないくらいに精神的に追い込まれていく。
が、ある日、私は思い切った。腹をくくったのである。
「坊主頭にしよう。対してマイナスにはならないだろう、どうせブサメンだし」
で、近所の床屋で8ミリのバリカンでバリバリやってもらった結果。
鏡に映っていたのは10歳は年を取ったのではと思われる私だった。
想像以上に不細工度が増していたのである。
これはまいった。やっとここまでブサメンなりになんとか彼女をつくれるようになったのに、結局ふりだし。いや、もう二度と俺には彼女ができたいかもしれない。
そんな風に思っていたら。
なんと、坊主頭にしてからの私は、それまでよりも明らかにモテるようになったのである。
正確に言うと、女性から話しかけられる回数が増え、またこちらから話しかけて不快そうな顔をされることが圧倒的に減ったのである。
何故、坊主頭にすることで女性の好感度がアップしたのか
何故、モテるようになったのか。
このブログの読者なら、ここまでの話でおそらく想像がつくのではないだろうか。
以下のような目に見えない心理効果が働いていたのである(推論)。
分析その1:清潔感が増した
前述したとおり、私はオイリー肌。
私はあまり整髪料を塗らないタイプだったのだが、それでも汗をかいたりすると髪の毛はべちゃべちゃになってしまっていた。
女性は不潔な印象の男を遠ざけようとするものなので、坊主頭にすることで、清潔感が増し、彼女たちをお近づきになる機会が増えたのである。
分析その2:ギャップ効果が働いた
これも推測でしかないのだが、何らかのギャップ効果が働いたのではと思っている。
私は目つきが鋭く、感情を表に出すのが苦手なタイプなので、それまでどうもブサメンのくせにプライドが高いタイプ、という印象を与えてしまっていたのだろう。
坊主頭にし、堂々と(内心は落ち込んでいたのだが)自らの汚点をさらけ出すことで「あれ?この人、意外と男らしい」みたいに思ってもらえたのだろう。
分析その3:話のネタ(自虐ネタ)が増えた
ハゲ男には、自分が剥げていることをネタに笑いを誘うことができるというメリットがある。
それまではあまり周囲を笑かしたりすることが苦手だった私が、坊主頭にしたことで、自虐ネタを使って、それができるようになった。
そのことで周囲の女性陣の「こいつ危ないタイプじゃないの?」という不信感を払しょくできたのだろう。
また、これまで「あ。この人、頭髪が薄くなってきてる。あんまりちらちら見たら傷つけるかも」と、私に対してどこかよそよそしかった人たちと、打ち解けることができるようになったとうのも大きかった。
分析その4:差別化集中戦略への転換に踏ん切りがついた
当時は光GENJIとかが流行していて(知ってるかな?)、当然、モテる男の髪型はまきまきパーマだった(笑)。
イケメンは勿論、フツメンもブサメンですら、周囲の男たちは皆、それをまねていた。
その中で私一人だけが、坊主頭(笑)。
さぞ、目立ったことだろう、と思う。
結果、前回のブサメンのファッション戦略の話でも出た差別化を図ることができた。
つまり「坊主頭でも彼氏OK」あるいは「坊主頭が大好き」という、おそらく少数派であろうが、そういった女性陣に対して、強くアピールすることができるようになった。
当時の私は差別化集中戦略のことはなんなく理解していたつもりだったし、自分が、普通に他の男と競争していてはダメなレベルのブサメンであることを自覚していたつもりだったのだが、やはり男の本能として「より多くの女性に好かれたい」と無意識のうちに思ってしまっていたのだろう。
自分の中での恋愛戦略を、差別化集中型へと転換しきれずにいたのである。
が、髪の毛がなくなってしまった以上は、もう、やるしかなくなった。
「どうせ、俺は若ハゲのブサメンさ。ああ、それがどうした! この俺が多くの女性に好かれるなんて、どのみち不可能だったんだ!」と開き直ることができたと同時に「ブサメンでもハゲでもいいと言ってくれる女性を見つけだし、その女性を口説けばいいだけ」というこのブログで散々言っているブサメン恋愛戦略の神髄に、本当の意味でたどり着くことができたのである。
ブサメンにお勧めの髪型は当然坊主頭
というわけで、ブサメンで、女性受けのする髪型がわからないと嘆いている諸君。
私が諸君らにお勧めする髪型は坊主頭である。
ぜひ、今から床屋にいくなりバリカンを通販で買うなりして、バリバリと髪の毛を剃り落してもらいたい。
え? 俺は、坊主にすると、ジャガイモみたいになるから嫌だって?
おお! それならジャガイモ頭好きのマニアックな女性により差別化をアピールできて、なお好都合ではないか!
ちなみに私もやや後ろ右45の角度から見ると、とんがりコーンである。断崖絶壁である。
え? ハゲって、なんか顔全体がのっぺりするから嫌だって?
それなら伊達メガネをかければいい。
ハゲと伊達メガネの組み合わせは、知的な印象を諸君に与えてくれる(ちなみに私も伊達メガネをかけている)。
今は伊達メガネも非常に安いが、思い切ってブランド物を選択すると、それだけで「おしゃれな男」へと早変わりできるという利点もある。
まあ、今の髪型に満足している、というなら、無理にハゲにしろとは言わないが、もし、今の髪型が原因で女性たちの不評を買っているのだとすれば、それは非常にもったいないことである。
坊主頭にすれば、清潔感、自虐ネタ、男らしさ、そしてブサメンがモテるために一番必要ともいえる開き直り。
そのすべてが手に入る。
俺そんなに暗い奴じゃないし不細工でもないのに、女性から声かけられることが少ないんだよね。何故?
そんな悩みをお持ちの男性諸君は、イメチェンの意味も含めて、坊主頭にしてみると、その悩みが簡単に解決できるかもしれない。
とにかくそういう選択肢もあるということをぜひ頭に入れてみてもらいたい。