見よ! これがモテるブサメン男(笑)の特徴だ!(マッチング力編1)
今回からいよいよ最後の仕上げ「マッチング力編」に入る。
マッチング力とは、自分の性質を熟知し、同時にその性質と相性の良い性質を持った女性を見極める力のことである。
洞察力と言い換えてもいいかも知れない。
例えば、彼氏の条件に「イケメン・年収一千万以上・高学歴」と考えている女性に、何の才能も持ち合わせない低年収ブサメン男が挑んだところで、ほぼ間違いなく玉砕するであろうことは、誰の目にも明らかだろう。
つまり、マッチング力とはそういった悲劇を避けるための必須能力である。
モテる男とは自分のことをよく知っている男のことである
彼女が欲しければ、自分と相性のいい相手、「自分を受け入れてくれる女性」を見極める必要があるわけだが、ここで一つ考えてもらいたい。
それは「自分とは何か?」と言うことである。
諸君は客観的に自分を捉えることができているだろうか?
恋愛における諸君の武器は何か?
諸君を彼氏にすると、女性にとってどんなメリットがあるのか?
こういった質問をすると、多くの男性諸君は「自分の長所と短所は~」と履歴書を書くときと同じようなことを考えるかもしれない。
そしてモテない男子諸君の多くは「はあ。俺って長所すくねー」とうなだれたりするのだろう。
が、今後、その必要はない、と断言しよう。
例えば「のんびり屋」であることは、スピードが重視される現代社会においては間違いなく短所と受け取られるが、こと恋愛に関していえば「のほほーんとした男の人が好き」という女性を口説く際には長所となる。
「男らしい」というのも、男らしい男が好きな女性にとっては長所だが、男らしい男が苦手な女性からすれば短所以外の何物でもない。
おしゃれとかイケメンとか高収入とか、およそ全ての女性にとってメリット以外の何物でもないような特性すら「私は平凡な人が良い。才能のある男は一緒にいて疲れるから嫌」などと思っている女性にとっては、長所にはならないのである(短所にもならないだろうが)。
つまりビジネスと違って、恋愛における長所と短所は表裏一体と言えるわけだ。
見よ! これがモテる不細工若ハゲ男(筆者)のスペックだ!
というわけで、改めて問いたい。
諸君にとって「自分」とは何か?
ちなみに私にとっての自分とは以下の通りである。
- 目つき悪い
- たらこ唇
- 若ハゲ
- 短足胴長
- 顔でか
- 毛深い
- アブラ症
- 足がくさい
- 温水さんに似てるとよく言われる
- 50前後のおっさん
最後のおっさんの部分を除けば若かりし頃(25歳位)の私である。
まあ、一言でいえば見事なまでの「ブサメン」だ。
つづいてルックス以外のスペックをあげる。
- 一応高学歴?(国立大中退)
- 年収平均以下
- 将棋は2段程度
- 読書量は平均以上
- 心理学の知識が多少あり
- 趣味はゲームやアニメのオタク系
- 人ごみ苦手
- 人見知りで初対面の相手が苦手
- 努力が嫌い
- 協調性がない
- 優柔不断
- 集中力がない
- 女好き
- ロリコン気味
- 頼られるのが好き
- 甘えるより甘えられたい
- 舐められるより舐めたい
- ぺろぺろ大好きのド変態
- 足フェチ
まあ、他にもあげればキリがないので、この辺で終了するが、多少長所と呼べなくもない項目がちらほらとある程度で、特にこれと言った取り柄は一切ないことがわかってもらえるだろう。
ルックスと合わせ、もし「世界一モテない男はだーれだ大会」があれば、余裕で一次審査は通過するはずである。
しかし、こんな私でも良いと言ってくれる女性が実際にたくさんいるのである。
何故か。
それは恋愛は相性が全てであることを理解しているからに他ならない。
- 若ハゲ→気にならない人には気にならない
- 胴長短足→気にならない人には気にならない
- 毛深い→気にならない(略)
- 足臭い→気に(略)
- オタク趣味→(略)
具体的に言えば、上記のようなことをしっかりと理解しているからである。
更に書くと
- 若ハゲ→ハゲ=絶倫をイメージするHな女性にとっては長所
- 毛深い→毛深い男が好きな女性にとっては長所
- 人見知り→同じく人見知りするタイプとは共感しやすい
- 頼られたり甘えられたりするのが好き→甘えん坊の女性には好評
- ぺろぺろ大好き→ぺろぺろされるの大好きな女性には好評
ということをわかっているからである。
つまり恋愛には「長所も短所」などない同然であり何の取り柄もない男などこの世に存在しないのである。
俺はブサメンだからモテない?
そんなことはない。
「ブサメンだから俺にはかわいい彼女ができない」が大きな勘違いである4つの理由でも述べたが、それはブサメン諸君の被害妄想が作り上げた錯覚である。
俺は何の取り柄もないからモテない?
それも錯覚である。
現に私は、上記のようなスペックの男であるにも関わらず、十分すぎるほどモテてきている。
おそらく日頃モテないと嘆いている諸君も、勇気を出して、いろんな女性と触れ合ってみれば「あれ? 俺って意外とモテなくね?」と思うはずである。
被害妄想を生む元凶には注意
ただし、私のようなキモい男は、多くの女性に気持ち悪がられることも事実である。
実際、職場の新人女子の中には、私のルックスを一見して、明らかに煙たそうな顔をしたり、話しかけてもそっけない態度をとってくる輩が、1割程度、存在する。
おそらくブサメン諸君の多くは、多かれ少なかれ同じような経験があると思われる。
そして、それがトラウマになってしまっているのだろう。
ぜひ、勇気を出して、そのトラウマを乗り越えてみよう。
その先にはきっとバラ色の未来が待っているはずである。
マッチング力を身につける方法
マッチング力を身につける方法は、ずばり日頃から「客観的に自分を見つめること」と「相手の女性しっかり観察・心理分析してみること」である。
例えば、自分が「短気で神経質なタイプ」であることが冷静に分析し、理解できたとする。
当然、そういう気の短い性格の男にとっては、その性質を受け入れてくれる「大らかな女性」が相性の良い相手である。
そこまでわかった上で「大らかな性格の女性は誰か」といった視点で周囲の女性を冷静によく観察してみるのである。
そして「俺は○○さんって大らかそうな人だと思うんだけど、お前どう思う?」みたいに友人と答え合わせみたいなのをやってみる。
同じように、私と同様「ぺろぺろするのが好き」なら周囲の女性を「ぺろぺろされるのが好きそうなのは誰か」という視点で分析、男同士でネタにしてみるのもいいかもしれない。
あるいはブサメンを彼氏にしている好みのタイプの女性を見かけたら「何故、あの女はあんなブサメン男を選んだのか」についていろいろな角度から考察してみる。
身近な知人にそういったカップルが存在するなら、実際に突っ込んだ質問をしてみる。
こういうことを常日頃行っていると、マッチング力はぐんぐんと身についていく。
繰り返すが諸君がモテない原因は、ルックスや才能ではなく単なる相性の問題である。
しっかり自分と相手のことを分析し、相性を考えるだけで、絶対に誰にでも彼女を作ることはできる。
というわけで、とにかく身の回りの人間、芸能人カップル、恋愛小説等、題材はなんでもいいから興味をもって「心理分析」をしてみることをお勧めする。
そして、実際の女性や友人との会話の中で、その心理分析がどの程度正しく行えているのかをチェックしてみてほしい。
そうすることで、人間というものが理解できるようになり、それは恋愛だけでなく、仕事や友人関係にもいい影響を及ぼすはずだ。
と、まあ、ここまで、さも簡単なことのように書いてきたが、自分を客観的に分析することはそれほど難しくはないとしても、相手の女性を分析し、その特性を深く理解する、というのは、かなり難易度は高い。
ので、次回は、女性の性質分析(プロファイリング)のノウハウについて、もう少し突っ込んだ解説をしたいと思う。